研究課題
挑戦的萌芽研究
グアニン塩基に富む核酸が形成する4重鎖構造は、タンパク質性のイオンチャネルと類似した構造を有している。ジャイアントリポソームに4重鎖核酸を埋め込み、リポソーム内のカリウムイオン濃度を蛍光指示薬で追跡した。また4重鎖核酸とプトロンイオノフォアをカップルさせたリポソームを調製し、リポソーム内の pH を蛍光指示薬で追跡した。両実験から4重鎖核酸がチャネルとして機能している可能性が示唆された。また4重鎖核酸の活用という観点から派生・発展した項目として、同核酸の抗プリオン活性とその構造学的基盤の解明、及び同核酸を核酸酵素のスイッチング素子として活用する事に成功した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 図書 (2件) 備考 (1件)
Nucleic Acids Res
巻: 41 ページ: 1355-1362
DOI:10.1093/nar/gks1132
実験医学、羊土社
巻: Vol. 31 ページ: 68-74
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/
FEBS J
巻: 279 ページ: 1456-1463
DOI:10.1111/j.1742-4658.2012.08538.x
巻: 40 ページ: 3218-3231
DOI:10.1093/nar/gkr1139
J. Am. Chem. Soc
巻: 133 ページ: 4567-4579
DOI:10.1021/ja110725d
http://www.iae.kyoto-u.ac.jp/bio/