研究課題
挑戦的萌芽研究
真核生物の20S プロテアソームは28 個のサブユニットから形成され、α(1-7)β(1-7) β(1-7)α(1-7)から成る4層の円筒型構造をとる。真核生物の20Sプロテアソームを試験管内で再構築することにより、複合体形成機構の理解とその利用を目指し、構成サブユニットの発現、精製系の構築および複合体の再構成を行った。その結果20Sプロテアソームはαサブユニットだけでは安定なリング構造を形成せず、βサブユニットが結合することによりαリングが安定化することが示された。また、プロテアソーム19S制御因子複合体の分子集合に関わる専用シャペロンHsm3、Hsm3-Rpt1-C複合体、Rpn14 E384AのX線結晶構造解析を行った。
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