研究課題
挑戦的萌芽研究
様々な脳ストレスを受けたマウスでは海馬において AP-1 転写因子のサブユニットをコードする fosB 遺伝子の発現が顕著に誘導される。fosB 遺伝子は選択的なスプライシングにより 2 つの成熟 mRNA (fosB と・fosB)を産生し、様々な脳ストレスに対する応答に関与している。 fosB遺伝子を完全に欠損するマウスと2つの mRNA の一方のみを発現するマウスを用いた解析から2つの fosB mRNA 産物が多様な遺伝子の発現制御を介して海馬歯状回における成体脳神経新生を制御し、てんかんやうつ様行動を抑制することが明らかになった。
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Neuropsychopharmacology
巻: 38(5) ページ: 895-906
DOI:10.1038/npp.2012.260
Biol Psychiatry
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http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/nfg/index.html