研究課題
挑戦的萌芽研究
ゾウリムシは一度核内共生細菌ホロスポラオブツサに感染すると、2回目に与えた時に、この細菌に対して選択的に食胞形成能を低下させる。このゾウリムシは、他の細菌やホロスポラに対してはそれに感染経験がなければ食胞形成する能力を維持している。これらは、ゾウリムシが2回目の感染に対する防御法を備えていることを示している。2回目に与えるホロスポラを、事前に各種酵素で処理しても食胞形成抑制への効果には影響しなかった。また、ホロスポラに感染前の宿主が発現している細胞表層タンパク質に対する抗体で感染型ホロスポラや宿主を処理しても影響がなかった。この現象は再現性があるがその分子機構はまだ明らかではない。
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Genome Announcements
巻: vol.1 no.4 ページ: e00664-13
10.1128/genomeA.00664-13
https://accafe.jp/fujishima_lab
http://nbrpcms.nig.ac.jp/paramecium/