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2012 年度 研究成果報告書

バイオエタノール及び高品質サイレージ生産に有用なソルガムの種子高糖性遺伝子の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23658007
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 育種学
研究機関名古屋大学

研究代表者

佐塚 隆志  名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 准教授 (70362291)

連携研究者 春日 重光  信州大学, 農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター, 教授 (50345758)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワードソルガム / Sugary feterita / 種子高糖性 / starch debranching enzyme / SU1
研究概要

種子高糖性のSugary Feteritaと種子低糖性の那系MS-3Bの雑種F2集団の分離比を調べた結果、種子高糖性は劣性の1遺伝子による支配であると予想された。ラフマッピングの結果、原因遺伝子は第7染色体長腕に座乗していることが示唆された。この候補領域にはスイートコーンの種子高糖性の原因遺伝子であり、デンプン合成系酵素をコードするSU1のオルソログ(SbSU1)が確認された。 SbSU1の塩基配列を両親品種で調べた結果、SbSU1では2ヶ所で1アミノ酸置換を引き起こす多型が見出され、他の植物のSU1との比較からSugary Feteritaのアリルが変異型と考えられた。Sugary Feteritaの原品種Feterita(種子低糖性)では、種子での貯蔵デンプン合成が盛んな開花後11日頃にSbSU1の高発現が確認された。これらのことから、Sugary Feteritaではこの変異によって種子でのデンプン合成に障害が生じ、糖が蓄積する可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 高糖性高バイオマスソルガムの育種開発とその利活用の可能性2012

    • 著者名/発表者名
      佐塚隆志
    • 学会等名
      2012 年植物科学シンポジウム
    • 発表場所
      東京(招待講演)
    • 年月日
      2012-12-03
  • [学会発表] 高バイオマス高糖性ソルガムの育種開発2012

    • 著者名/発表者名
      佐塚隆志
    • 学会等名
      第23回バイオテクノロジーシンポジウム
    • 発表場所
      名古屋(招待講演)
    • 年月日
      2012-11-30

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公開日: 2014-09-25  

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