研究課題
挑戦的萌芽研究
ウンシュウミカンおよびナシ果実は、光合成と炭酸暗固定によりCO2を固定し、これらは果実の袋掛け遮光により阻害されることを明らかにした。また、果実で固定された14CO2が果汁の糖に取り込まれることを証明し、“果実の袋掛けによる糖濃度低下は、果実によるCO2固定阻害が原因”と結論づけた。一方、果皮表面には多数の気孔が存在し、成熟果実でも十分な蒸散が行われることから、果実はこれら気孔を介してCO2固定を行っていると考えられた。
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J. Amer. Soc. Hort. Sci
巻: 137 ページ: 215-220