研究課題
挑戦的萌芽研究
細菌感染症の化学療法において多剤耐性菌の出現は重大な問題となっている。このような問題に対抗するため、本研究では、Hfqタンパク質の過剰発現による細胞分裂阻害を指標とした新規スクリーニング系を構築した。土壌分離菌のライブラリーを用いて探索を行った結果、Hfq過剰発現株のコロニー形成を回復させるサンプルを27サンプル見出した。特に活性の強かった2サンプルについてLC-MS解析などにより構造を決定した結果、RavidomycinおよびStreptovaricin Cと同定された。本研究により得られた薬剤は、細菌(病原菌)の増殖やストレス応答、病原因子の発現などを抑制することが期待できる。
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