研究課題
挑戦的萌芽研究
有用な生体触媒であるP450は、医薬、化成品などの酸化反応を触媒する事が知られている。特に、P450はガンに関与する様々な化学物質を代謝活性化することが知られている。変異原性を持つ化学物質は、P450などの酵素により生体内変化を受けて変異原性化学物質へと変化する事が明らかになっている。一方、変異原性を示さない発ガン性化学物質については、その作用機作が不明であった。本研究では、食品由来の非変異原性物質であるイソチオシアネートが、P450のプロモーターへと作用する事で、P450の発現量を変動させる事を見出した。
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International Journal of Bioscience, Biochemistry and Bioinformatics
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Biopharm. Drug Dispos
巻: 34 (2) ページ: 87-97
http://www.research.kobe-u.ac.jp/rceg-nowstone/index.html