林学の研究や林業において、森林の樹木の胸高直径や立木位置といった情報は最も基本的な情報の一つであるが、その調査には多くの「人と時間」が必要で現在もなおその計測は困難である。そこで、ビデオカメラで撮影するだけで、これらの情報を計測できるシステムの開発を行った。研究の結果、ビデオ画像から胸高直径・立木位置の計測に成功し、誤差はそれぞれ、+0.41±0.88cm・+0.06±0.07mとなり、高精度で計測できることが明らかとなった。簡単に高精度で計測できることから、今後の森林・林業の発展に大きく貢献することができると考えられる。
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