研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究所で保存されているいくつかの系統のマツノザイセンチュウからウイルスの検出を行ったが、感染ウイルスを発見することはできなかった。また、他の生物を宿主とするウイルスを接種、あるいはエレクトロポレーション法により導入を試みたが、それでも感染するウイルスを見つけ出すことはできなかった。これらの結果から、マツノザイセンチュウはウイルス病に対してなんらかの強力な抵抗性を有していることが示唆され、まずはその解明が求められることとなった。