研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、発達した感覚・神経系を持ち、群れという機能的な社会システムを作るイカ類の行動の個体差、すなわち個性に注目し、その背景となる遺伝子の探索を目指した。アオリイカを飼育して個体ごとの社会行動を評価し、それらの個体の遺伝子型判定を行い、ホタルイカ、スルメイカとも比較した。マイクロサテライト、ミトコンドリアDNAにおいて、地域差や個体差が認められ、行動データとの関連も見いだされた。本研究により個体の行動に関与する遺伝子が存在する可能性が示された。今後は候補遺伝子を探索し、遺伝子型を選抜指標として、資源管理や養殖技術開発への応用をはかる。
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