研究課題
挑戦的萌芽研究
DNAに対する光電子移動反応は、生体内で頻繁に起こり、酸化損傷などの遺伝子変異を誘起すると考えられている。しかしこれらの反応の選択性を制御するのは非常に困難である。本申請研究では2本鎖DNA内で誘起される光電子移動の制御により、変異を選択的に誘起する新しい方法論の構築を目的とした。その結果、光増感剤としてアントラキノンを用いることで、ラジカルカチオンの発生を誘導できる可能性を示すことができた。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (29件)
Nucleosides NucleotidesNucleic Acids
巻: 31 ページ: 752-762
DOI:10.1080/15257770.2012.726756
Bioorg. Med. Chem. Lett
巻: 22 ページ: 6957-6961
DOI:10.1016/j.bmcl.2012.08.122
巻: 22 ページ: 3870-3872
DOI:10.1016/j.bmcl.2012.04.123
Organic & Biomolecular Chemistry
巻: 9 ページ: 2579-2585
DOI:10.1039/c0ob00819b
Journal of Synthetic Organic Chemistry Japan
巻: 69 ページ: 108-117
化学工業
巻: 62 ページ: 137-142
核酸化学のニュートレンド,DNA・RNAの新たな可能性を拓く,CSJカレントレビュー
ページ: 48-55