研究課題
挑戦的萌芽研究
現在、我が国には 200 万人の C 型肝炎ウイルス(HCV)感染者がおり、肝癌の 8 割が HCV 陽性である。昨今のインターフェロン療法の進展に伴い、C 型肝炎の奏効率が 50~70%に向上しているものの、依然として年間 3 万人が C 型肝炎により死亡しているのが現状である。HCV が感染するモデル動物はチンパンジーのみであることが、C 型肝炎治療薬創製を困難なものにしている。以上の背景を踏まえ、本研究では、汎用性および利便性に優れたイムノコンピテントマウスを用いた HCV 感染評価系開発を目指し、長鎖 RNA 導入ベクター系、HCV ゲノム発現システムの開発を試みた。
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