研究課題
挑戦的萌芽研究
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)が有するプロテアーゼの阻害剤創製を通じ、電子吸引性のアリールケトン構造を基本的な阻害機構としたシステインプロテアーゼ阻害剤の創製手法の確立をめざした。過去の研究より得られた低活性な阻害剤を基に、初年度はトリペプチド型、最終年度はジペプチド型の強力な阻害剤創製に成功し、本阻害剤創製戦略が有効に機能することを確認できた。一方、阻害剤の効率的スクリーニング手法の確立に必要な、混ぜるだけで精製無しに基質をビオチニル化できる試薬の開発にも成功した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
Bioorganic & Medicinal Chemistry
巻: 21(2) ページ: 412-424
DOI:org/10.1016/j.bmc.2012.11.017
Eur. J. Med. Chem
巻: 65 ページ: 436-447
DOI:org/10.1016/j.ejmech.2013.05.005
Tetrahedron Lett
巻: 53 ページ: 535-538
DOI:org/10.1016/j.tetlet.2011.11.089
http://hinka-toyaku.s2.weblife.me/index.html