研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、炎症反応と関連する核内受容体に着目して、それらの活性化がマクロファージの炎症関連遺伝子発現に及ぼす影響をヒトモデル細胞およびラットKupffer細胞を用いて解析した。その結果、核内受容体PXR、CAR、LXRα、PPARαおよびPPARγの活性化は、炎症関連遺伝子の発現プロファイルに影響を及ぼすこと、その作用は受容体特異的であること、またその変動は転写レベルで制御されていることが示唆された。薬物は肝実質細胞だけでなく、非実質細胞に作用して炎症シグナルに影響を及ぼす可能性が示された。
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