異常骨髄幹細胞を標的にしたイマチ二ブによる糖尿病合併症の治療戦略

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23659098
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 解剖学一般(含組織学・発生学)
• 研究機関: 札幌医科大学
• 研究代表者: 藤宮 峯子 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10199359)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 糖尿病合併症 / 肝臓 / 腎臓 / イマチ二ブ / 骨髄由来細胞

研究概要

イマチ二ブは異常な骨髄細胞の末梢臓器への浸潤を防ぎ、肝臓や腎臓のTNFα産生を抑制する効果があることが判明した。本研究で得られた結果は、糖尿病合併症の治療戦略として極めて重要なものである。

研究成果

• [雑誌論文] Bone marrow stem cell abnormality and diabetic complications (2012)
  • 著者名/発表者名: Fujimiya M, Nagaishi K, Yamashita T,Ataka K
  • 雑誌名: Anat Rec (Hoboken) 巻: 295 ページ: 917-21
  • DOI: DOI:10.1002/ar.22445
  • 査読あり
• [雑誌論文] Fusion of bonemarrow-derived cells with renal tubulescontributes to renaldysfunction in diabeticnephropathy (2012)
  • 著者名/発表者名: Yamashita T, Fujimiya M, Nagaishi K,Ataka K, Tanaka M, Yoshida H, Tsuchihashi K,Shimamoto K, Miura T
  • 雑誌名: FASEB J 巻: 26 ページ: 1559-68
  • DOI: DOI:10.1096/fj.11-183194
  • 査読あり
• [雑誌論文] 糖尿病合併症における骨髄細胞の意義 (2012)
  • 著者名/発表者名: 藤宮峯子
  • 雑誌名: 循環器内科 巻: 72巻 ページ: 426-430
  • 査読あり
• [学会発表] 骨髄間葉系幹細胞を用いた糖尿病性肝障害に対する新規治療法 (2013)
  • 著者名/発表者名: 永石歓和、安宅弘司、石川浩三、藤宮峯子
  • 学会等名: 日本再生医療会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 20130000
• [学会発表] 骨髄間葉系幹細胞を用いた糖尿病合併症の治療 (2013)
  • 著者名/発表者名: 永石歓和、安宅弘司、石川浩三、藤宮峯子
  • 学会等名: 日本解剖学会
  • 発表場所: 高松
  • 年月日: 20130000
• [学会発表] 糖尿病における骨髄幹細胞の異常 (2013)
  • 著者名/発表者名: 永石歓和、安宅弘司、石川浩三、藤宮峯子
  • 学会等名: 日本解剖学会
  • 発表場所: 高松
  • 年月日: 20130000