研究課題
挑戦的萌芽研究
ナルコレプシーは強い眠気と情動性脱力発作(カタプレキシー)を主症状とする睡眠障害であり、その病態にオレキシン産生ニューロン(オレキシンニューロン)の変性・脱落が関わる。しかし、オレキシンニューロンがナルコレプシーを抑制するメカニズムは不明であった。本研究ではマウスにおいて、青斑核・ノルアドレナリンニューロンと背側逢線核・セロトニンニューロンがオレキシンニューロンの下流で働き、前者は強い眠気、後者はカタプレキシーを抑制することを明らかにした。また、これらのニューロンを人為的に活性化してナルコレプシーを抑制する方法を開発した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件) 備考 (4件)
J. Clin. Invest
巻: 124 ページ: 604-616
10.1172/JCI71017
J. Neurosci
巻: 31 ページ: 15391-15396
10.1523/JNEUROSCI.2801-11.2011
PLoS One
巻: 6 ページ: e20360
10.1371/journal.pone.0020360
巻: 31 ページ: 6518-6526
10.1523/JNEUROSCI.6506-10.2011
http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/administration/prstrategy/release/pdf/14/140103.pdf
http://physiology.jp/exec/page/stopics89/
http://www.jnss.org/140228-07/
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/10/347/