血中インスリンは可溶性インスリン受容体と結合し一部不活化されている?

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23659156
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 医化学一般
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 蛯名 洋介 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 教授 (00112227)
• 連携研究者: 湯浅 湯浅 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 准教授 (50304556)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 生体分子医学

研究概要

超高感度インスリン測定系は完成させることができた。そこでsIR-インスリン結合物を沈降させるため、この両者の結合に影響を与えない抗体を得ることができれば、sIRと結合しているインスリンを測定することは可能となる。βサブユニットN末端に特異的に結合する抗体18-44を使用すれば受容体に対するインスリン結合能を阻害することなく、sIR-インスリン結合物を沈降できることが明らかとなった。