研究課題
挑戦的萌芽研究
最近、円口類において、免疫グロブリンに匹敵する特異性をもった可変性リンパ球レセプター(VLR)が発見された。従来、VLRにはA、Bの2種が知られていたが、我々は第3のVLRを同定し、それをVLRCと命名した。本研究により、VLRCはVLRBのように抗体として分泌されるのではなく、VLRAのように膜結合型受容体として機能する可能性が高いことが示された。したがって、VLRの中では、VLRBが免疫グロブリンの代替試薬として最も有望である可能性が示唆された。
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