研究課題
挑戦的萌芽研究
ウエストナイルウイルス感染マウスモデルを用いて、脳炎発症時の脳内におけるT細胞の抗原特異性および免疫学的特徴について解明することを目的として研究を遂行した。感染マウスの脳ではCD3、CD8、CD69の発現レベルが増加した。これらの結果は脳内に活性化されたCD8T細胞が有意に浸潤していることを示している。また、T細胞レセプター解析により、細胞はクローナルなT細胞であることが明らかとなった。脳内に浸潤しているT細胞は日本脳炎ウイルスには反応せず、ウエストナイルウイルス特異的であることが示された。
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Journal of Immunology
巻: 187(8) ページ: 3919-3930
DOI:10,4049/jimmonol.1100442