研究課題
挑戦的萌芽研究
胚中心B細胞における抗体遺伝子V領域の体細胞超突然変異(SomaticHypermutation:SHM)導入におけるAdenosinedeaminaseactingonRNA1(ADAR1)の機能についてADAR1遺伝子改変マウスを用いて調べた。方法は、トランスジェニック(ADAR1-Tg)やコンディショナル欠損(ADAR1-cKO)マウスを抗原NP-CGとアジュバント(Alum)で免疫して、脾臓由来のIgG1陽性の胚中心B細胞の抗体遺伝子V領域(VH186.2)の遺伝子におけるSHM頻度を調べて、正常マウスからの胚中心B細胞におけるSHM頻度と比較解析した。その結果、SHMの頻度はADAR1-Tgマウスでは増加しており、逆にADAR1-cKOマウスでは著しく低下していた。これらの結果から、ADAR1は胚中心B細胞における抗体遺伝子V領域のSHMの導入に機能していることを明らかにした。
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http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/devgen