研究課題/領域番号 |
23659250
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 愛知県立大学 (2013) 群馬大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
清水 宣明 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70261831)
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研究分担者 |
脇坂 浩 三重県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80365189)
片岡 えりか 三重県立看護大学, 看護学部, 助手 (50549293)
村本 淳子 三重県立看護大学, 看護学部, 学長 (50239547)
星野 洪郎 群馬大学, 医学部, 名誉教授 (00107434)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | インフルエンザ / 感染制御 / 小学校 / 地域社会 |
研究概要 |
三重県多気郡明和町立の二つの町立小学校(下御糸と明星)を、地域のインフルエンザ流行を制御するための教育、実践、研究サイクルを回す拠点として確立した。児童は、流行期間に入る前に感染防御の基礎と応用教育を受け、期間中は発症経過を詳細に記録した。その結果、小学校におけるインフルエンザ流行は爆発的にではなく、漸次的に進行して約3か月間続くこと、学級閉鎖は流行を解消する効果はないが、流行を遅らせる効果があること、明確な発症の直前に多くの児童は上気道の不調や咳の症状があることが明らかになった。この結果は発症直前に児童が感染源となることを示し、そこからの感染拡大が流行制御に効果があることを示唆する。
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