研究課題/領域番号 |
23659260
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
廣瀬 昌博 島根大学, 医学部, 教授 (30359806)
|
研究分担者 |
今中 雄一 京都大学, 医学研究科, 教授 (10256919)
兼児 敏浩 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (30362346)
|
研究協力者 |
江上 廣一 聖マリア病院, 医療の質管理本部, 本部員
津田 佳彦 聖マリア病院, 医療の質管理本部, 本部員
本田 順一 聖マリア病院, 医療の質管理本部, 本部長
島 弘志 聖マリア病院, 病院長
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | リスクマネジメント / 医療安全文化 / 医療従事者 / 醸成度 / 可視的指標 / Lag time |
研究概要 |
医療安全文化の醸成度を評価するツールの一つとしてAHRQが開発したアンケート調査票(HSOPSC)による医療安全文化測定と医療安全への関心度を示す可能性のあるLag time(インシデントの報告日と発生日の差)調査を実施した。医療安全文化醸成度はその肯定的回答率から医師が看護師より高く、一方、Lag timeでは医師が看護師より長い傾向にあることから医師が看護師より醸成度は低く、両者は異なる結果となった。しかし、HSOPSCによる職種別の醸成度は回答率に依存する可能性があり、醸成度に回答率を乗じた値がLag timeに相関することが示された。ただし、引き続き両者の検討が必要である。
|