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2011 年度 実施状況報告書

スキルスラボを用いた多職種医療人に対する医療安全教育と実技試験

研究課題

研究課題/領域番号 23659275
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

成瀬 均  兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (00208092)

研究分担者 末廣 謙  兵庫医療大学, 共通教育センター, 教授 (50154430)
鈴木 敬一郎  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70221322)
高橋 敬子  兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (50309449)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワードチーム医療 / 多職種連携 / 医療安全
研究概要

多職種連携の臨床シナリオの作成医学(3年次)、看護、薬学、リハビリテーション(4年次)の2大学4学部の学生全員参加による科目「チーム医療演習」に用いる臨床シナリオを2パターン作製し、テュートリアル形式で問題抽出、役割分担、今後の方針をディスカッションさせ、発表させた。各グループ7名の混成チームで、医療人育成センター看護師教員ならびに医療大学教員の協力を仰ぎ、各職種の役割分担を考えさせるとともに、チームとしてディスカッションし、協力していく臨床現場のシミュレーションができたと考える。さらに医学部4年にはプレクリニカル教育の一環としてトリアージ訓練を行った。大事故が起こった現場を想定して、多発外傷患者や心肺停止患者を含むシナリオと、ムラージュを取り入れて6名を1組として実践的な訓練が行われた。また東日本大震災を受けて放射性物質汚染を想定した除染訓練も行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

多職種のかかわるチーム医療を想定した臨床シナリオを作成し、実践することに関しては達成したが、評価項目の策定が遅れている。

今後の研究の推進方策

評価項目を策定するとともに、医療安全に特化したシナリオを作製し、Advanced OSCE導入を目指す。最初は医療人育成センター所属の看護師とともに少人数のチームを作り、スキルス/シミュレーションラボを用いてテストランを行いつつ評価項目や運営法を改善していき、次年度さらに多職種に広げて実施する準備を行う。

次年度の研究費の使用計画

スキルス/シミュレーションラボ用専用PC評価者が現場でリアルタイムに入力可能な端末評価項目の解析ができるソフト

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 兵庫医科大学におけるTBL(チーム基盤型学習)の導入.2011

    • 著者名/発表者名
      成瀬均, 鈴木敬一郎
    • 学会等名
      第43回日本医学教育学会大会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      2011.7.22-23

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公開日: 2013-07-10  

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