研究課題
挑戦的萌芽研究
さまざまな皮膚感覚は脊髄後角で選抜され、侵害的な刺激は大脳皮質で痛覚として認識される。本研究では、脊髄後角における痛覚の選別機構を明らかにするために、神経回路網を蛍光可視化できる遺伝子改変マウスと多光子励起顕微鏡を用いて、長時間変化を追跡できるin vivoイメージング系を確立した。ホルマリンによる炎症性疼痛モデルで、30分後から4時間まで脊髄後角で神経線維の蛍光強度やプンクタの増加をin vivoで検出した。さらに、Ca2+センサー蛍光タンパクを発現させたトランスジェニックマウスで機械刺激、熱刺激、触覚刺激に応答する脊髄後角ニューロンの解析を行い、刺激応答曲線を作成した。
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