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2011 年度 実績報告書

沖縄県における男性同性間性的接触者のHIV感染有病率とHIV陽性リスク要因の調査

研究課題

研究課題/領域番号 23659344
研究機関東京大学

研究代表者

小柳 愛  東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10585847)

研究分担者 渋谷 健司  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50322459)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2012-03-31
キーワード感染症 / 社会医学
研究概要

当研究は、Hard to reach populationであるMen who have sex with men(以下MSM)の、出来る限り代表性のあるサンプルを抽出し、HIV有病率とHIV感染に関連するリスク要因を抽出することを目的としている。平成23年度は、Feasibility調査を実施した。サンプル方法として、Venue Day Time Samplingを採用するが、そのための前調査・準備として、(1)対象地域で性的少数者の自助活動グループやMSMのHIV予防啓発活動グループ、他キーパーソンへ研究の説明をし、理解を求める事、(2)MSMの協力者を得て研究計画への助言・実行に参加してもらう事、(3)アンケート内容の吟味、(4)venueのマッピングなどを行った。当研究の必要性を理解するキーパーソンも複数現れ、二人の作業協力者を得ることができた。この協力者によって、アンケート内容の吟味と、venueのマッピングも行われた。沖縄県内に、約40軒のMSM対象の商業施設があり、大部分が那覇市に集中していることが明らかになった。これらは、今後、より多くのMSMの協力者によって吟味・検討される必要がある。本調査は、Venueの経営者に再度アプローチし、丁寧に説明を尽くすことにより実現可能であると思われる。調査は、東京大学医学部の倫理委員会の承認を得た。Palm top computerを用いるアンケート調査については検討の結果、i-Padを用いる事とし、唾液によるHIV抗体検査のためのOraQuickを輸入した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] HIV surveilanoe for men who have sex with men : A systematic review and metaregression2011

    • 著者名/発表者名
      Weriki WIVIV, Ota E, Mori R, Miyagawa K, Shibuya K
    • 学会等名
      第25回日本エイズ学会
    • 発表場所
      ハイアットリージェンシー東京(東京都)
    • 年月日
      2011-12-01

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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