本年度の目的は、前年度に引き続いて、学生を対象とした一次スクリーニング調査及び二次面接調査を行い、発達障害の傾向を有する大学生の全体像と実態を把握すると同時に、その評価における具体的な課題を明らかにし、次年度に行う追跡調査のためのベースラインデータを得ることである。さらに、スクリーニング調査の結果から効果的な修学支援に必要な具体的視点と手段について検討した。本研究成果は研究集会での報告および論文発表を予定している。さらに、平成26年度以後、引き続き追跡調査を行う。また、具体的な支援による介入研究を行う予定である。
|