研究概要 |
大腿骨近位部の構造特性評価法 Hip structure analysis(HSA)が、日本人女性で大腿骨近位部骨折リスクを表すか否かを評価した。 JPOS Cohort Studyの baseline時 40歳以上で、baselineでの DXA画像から HSA指標が抽出でき、15、16年次までの骨折が問診、あるいは郵送アンケートで判明した 1438人を分析した。大腿骨近位部骨折は 36人確認され、年齢と推定体積骨密度を調整した最狭頸部断面係数のハザード比は1 SD低下当たり 1.92(95%信頼区間 1.17, 3.14)となった。 HSA指標を大腿骨近位部骨折リスクの予測に利用できる可能性が示された。
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