次年度の研究費の使用計画 |
超低温フリーザーを努力により低価格で購入できたため、次年度使用額(15,426円)が派生したが、これは試料保存用のプラスチックチューブに充てる。物品費は、薬品類、プラスチック器具、放射性同位元素、マウス飼育器具及び電気泳動転写装置に充てる。内訳は、免疫沈降法、ウエスタン法に必要な抗体類が380,000円、マウスの遺伝子型決定(PCR法)に必要な酵素に46,000円、組織可溶化に用いる試薬・酵素類が14,000円で合計440,000円を薬品類に使用。チューブ類三種と遠心フィルターチューブ、プラスチックピペット、及びチップ等のプラスチック器具に合計60,000円。マウスの遺伝子型決定において、ドットハイブリダイゼーションで使用するオリゴヌクレオチドプローブの5’-末端標識に用いる32Pヌクレオチド類(放射性同位元素)に61,000円。エタノールの長期投与後の離脱による効果(エタノール依存度を示す兆候)の評価のために用いるマウスの給餌器の購入に40,000円。脳の多くのタンパク質の中からNMDARを分離する電気泳動や,c-Srcによりリン酸化されたNMDARのみを検出するために行うウエスタンブロッティング法に必要な泳動転写装置に340,000円。その他の費用として、6年かけて独自開発した遺伝子改変マウスの維持と繁殖のため、マウスの管理委託費(山梨大学動物実験施設の遺伝子組換えマウス用飼育室において一日当たり一ケージ平均6.23円)として159,000円を使用する。
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