研究課題
挑戦的萌芽研究
脳神経系で機能調節に重要な働きをすると予想される c-Src の機能を生体レベルで検証するため、新たに c-Src のリン酸化部位遺伝子改変マウスを作製し、これらのマウスがエタノールの脳機能障害のモデルとなり得るのか検討した。変異マウスはエタノール消費量が野生型より少なく、エタノール嗜好性も弱かった。これらの結果から、c-Srcがエタノール欲求行動に関与することが明らかになり、アルコール依存症の治療創薬や節制予防法の手掛かりとなる可能性が示された。
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http://www.med.yamanashi.ac.jp/basic /bioche01/