研究概要 |
飲酒により生体内で生じるエタノール代謝物であるアセトアルデヒドの核酸に対する影響を解明するために、GMP(guanosine monophosphate)のアセトアルデヒド付加体であるCyclic 1,N2-propanoguanosine monophosphate:CPr-Gua-P)およびその脱リン酸化体(Cyclic 1,N2-propanoguanosine:CPr-Gua)の合成法および測定法を確立し、その測定法が培養動物細胞を用いた核酸損傷を指標とする健康被害の評価に有用であることを明らかにした。
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