研究課題
挑戦的萌芽研究
愛媛大学医学部附属病院抗加齢センターで実施している抗加齢ドックの受診者の赤血球膜に蓄えられている酸化ストレス履歴と高齢者の貧血との関連性を解析した。その結果、赤血球膜酸化脂質含有量と赤血球数とは負の相関があり、赤血球膜酸化脂質含有量は貧血の指標となり得ると考えられた。一方、赤血球膜 SH 基量は貧血との間に相関は認めなかったが、男性における動脈硬化度と強い相関が認められた。女性においては有意性を認めなかったことより、女性特有の因子(例えば女性ホルモン)の関与が示唆された。
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