◆有害異常血管塞栓術におけるNew device:アテロコラーゲンコイル開発を計画したが、現在コイル作製が不可能のため、新たにコラーゲン溶液製の液体状血管閉鎖栓の開発を立案した。◆(株)高研の「アテロコラーゲンインプラント:ACI」は、37℃以上で液体状から弾性ゲル状に変化し、涙腺閉鎖栓や皮膚陥没充填剤として実用化されている。◆ACIを異常血管へ留置するデリバリーシステムは、直径5Fr.以上の先孔式カテーテル内に直接ACIを注入する方式に修正した。◆In vitro実験、計画修正・立案のため、ウサギによる動物実験開始が大幅に遅れた。今後、当初の計画通りに動物実験を進める予定である。
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