研究課題
挑戦的萌芽研究
【目的】肺高血圧発症における酸化ストレス分泌蛋白サイクロフィリンA(CyPA)の臨床的有用性を検討する。これまでのCyPA遺伝子改変マウスを用いた基礎研究結果に基づき、肺高血圧患者由来の肺組織や血清を用いた血清学的診断法の開発を目指す。【結果】サイクロフィリンAが患者由来血管平滑筋細胞における酸化ストレス増幅蛋白として機能し、平滑筋増殖を促進することを確認した。また、血漿中CyPAが肺高血圧症患者の重症度と相関し、予後予測のためのバイオマーカーとして有効であることを確認した。以上の研究成果を、国内外の学会やシンポジウムで報告した(日本循環器学会総会シンポジウム、米国心臓病学会議、欧州心臓学会議)。以上の知見に基づき、新しい診断薬としての可能性につき特許申請を行った。「サイクロフィリンAによる心血管疾患の検査方法」(2012年10月30日)。
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