研究課題
挑戦的萌芽研究
転写因子は、遺伝子発現調節領域のDNA配列に結合すると同時に、多様なパートナー分子(コファクター)、クロマチン修飾酵素と転写複合体を作ってターゲット遺伝子群の発現調節に働く。本研究では、特異抗体を用いずに転写複合体形成分子のMass Spec同定やChIP-Sequence法を行う方法として、Tandem Affinity Purification(TAP)-tagを用いた二重精製法に利用可能なトランスジェニックマウスを作成することを試みた。このTransgenicマウスは臓器特異的・時期特異的にTAP標識転写因子を発現することが可能であり、特異抗体に頼らない新しいin vivo 転写因子作用メカニズム解析に用いる実験系として期待される
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Proc. Nat. Acad. Sci. USA
巻: 109(30 ページ: 12064-9
http://www.naramed-u.ac.jp/csr/index.html