研究課題
挑戦的萌芽研究
申請者らは、これまでに低血清培養型脂肪由来幹細胞(LASC)には T 細胞増殖抑制効果や M2型(免疫調整性)マクロファージ(MΦ)分化促進効果があることを発見し、その効果は高血清培養型脂肪由来幹細胞(HASC)や骨髄由来間葉系幹細胞(BM-MSC)に比べて格段に高いものであることを見出している。本研究では、LASC、HASC および BM-MSC を比較することにより LASC の免疫抑制効果の分子メカニズムの解明に取り組んだ。 中和実験、刺激実験から LASC 由来の PGE2,IL-6 が M2 マクロファージの形質転化に必須であることを見出し、さらに PGE2 は EP4 レセプターを介して M2 マクロファージの形質転化を誘導していることを明らかにした。
すべて 2013 2012 2011 2006 その他
すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (14件) 産業財産権 (2件)
Clin Exp Nephrol
巻: 17(1) ページ: 32-40
Kidney Int
巻: 81(9) ページ: 865-79
Nephrol Dial Transplant
巻: 27(5) ページ: 1821-5
Mol Ther
巻: 20(2) ページ: 356-66
Anal Bioanal Chem
巻: 404(10) ページ: 3101-9
Am J Nephrol
巻: 36(2) ページ: 136-43
Cytotherapy
巻: 14(9) ページ: 1089-100
巻: 16(6) ページ: 883-91
巻: 16(4) ページ: 580-8
巻: 27(2) ページ: 526-36
Xenotransplantation
巻: 18(3) ページ: 196-208
巻: 26(6) ページ: 1821-30
巻: 15(2) ページ: 248-57
Kadomatsu K. Am J Pathol
巻: 178(2) ページ: 572-9
Hum Pathol
巻: 42(6) ページ: 848-58
巻: 15(3) ページ: 346-54
Cell Transplant