研究課題
挑戦的萌芽研究
膵β細胞に発現する甘味受容体は、グルコース、フルクトースなどの糖類だけでなく、様々な構造の甘味料により活性化される。申請者のこれでの検討から、これら甘味料が受容体の異なる部位に結合し、しかも異なる作用機構でインスリン分泌を促進することが判明している。そこで、スクラロース、アセスルファームK、サッカリン、グリチルリチンという4種類の甘味物質を用い、その作用および細胞内シグナルを解析し、どの物質の結合部位が創薬の標的となるかを解析した。その結果、スクラロースがもっとも効率よくインスリン分泌を刺激し、かつβ細胞保護作用をもつことが明らかになった。
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Endocr J
巻: (in press)
PLoS ONE
巻: 8 ページ: e54500
Diabetes Metab
巻: J35 ページ: 451-457
http://www.imcr.gunma-u.ac.jp/lab/celph y/