研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究で我々は、HTLV-1の感染により発症する成人T細胞白血病(ATL)患者において、リンパ球の分化・増殖の制御に不可欠なHeliosの発現の欠失、または異常なスプライシングバリアントの発現を発見した。さらにATL型Heliosはドミナントネガティブに働くだけでなく、細胞増殖の促進やアポトーシス抵抗性の向上を引き起こすこと、それは細胞の運動能や増殖能を制御するS1P pathwayを過剰に活性化することに起因する可能性を見出した。
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Cancer Sci
巻: 104(5) ページ: 32
doi:10.1111/cas.12181