研究課題
挑戦的萌芽研究
再生不良性貧血(AA)症例におけるHLA-Aアレル欠失血球陽性例の頻度を明らかにするため、抗HLA-Aアレル特異的抗体による検出感度を改良し、診断後間もない例を検索したところ、21症例中6例(28.6%)が陽性であり、欠失血球の全顆粒球中の割合は3.9% - 61.1%(中央値8.4%)と、既治療よりも低比率であった。一方、HLA-Aアレル欠失血球陽性AA患者の末梢血CD8陽性細胞を、HLA-B*40:02遺伝子導入K562 陽性細胞で刺激することにより、HLA-B*40:02導入K562のみを特異的に傷害する細胞傷害性T細胞(CTL)クローン(A6)を樹立した。
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