研究課題
挑戦的萌芽研究
多細胞生物の細胞分化では遺伝子発現の適切な制御が必須であり、その制御機構の破綻は疾患を引き起こしうる。本研究ではヒストンバリアント H3.3 による「転写の記憶」 に着目し、マクロファージ分化における H3.3 のクロマチンへの取込み部位の全ゲノム規模解析や、H3.3取込みの分子機構の解析を行った。その結果、H3.3 が伸長を含む転写の多段階で調節に関わっている可能性や、転写伸長の際メチル化を受ける H3.3の 36 番目のアミノ酸リジン残基がクロマチンへの取込みに必須であることが明らかとなった。
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