研究課題
挑戦的萌芽研究
NLRP3遺伝子から16個所のtagSNPを選択し、日本人全身性エリテマトーデス(SLE) 741例、健常対照群916例を対象とした関連研究を施行したところ、腎障害合併SLE群におけるrs1539019A/A遺伝子型、rs4925650AアリルとA/A遺伝子型、dsDNA抗体陽性群におけるrs4925650A/A遺伝子型の増加が検出された。eQTL解析では、rs1539019A/A遺伝子型と、T細胞におけるNLRP3 mRNAの低下との関連が検出された。これらのSNPと全身性強皮症420例、ANCA関連血管炎218例との関連を検討したが、有意な関連は検出されなかった。以上の結果から、NLRP3遺伝子多型とSLEの臨床症状との関連が示唆された。
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http://www.md.tsukuba.ac.jp/community-med/publicmd/GE/CCP004.html