研究課題
挑戦的萌芽研究
アトピー性皮膚炎の要因として角質バリア障害が注目されている。だが、角質のバリア障害を観察評価する手段は限られており、角層内の物質分布を観察する方法も同じく限られている。本研究では、TOF-SIMS(飛行時間型二次イオン質量分析)顕微鏡を用い、角質内の物質分布の新しい可視化方法、角質バリア機能の新しい可視化方法を開発した。その結果、角質層が3つの異なる性質を持った層に分けられることを発見した。フィラグリンKOマウスでは、角質最内層のバリア機能が障害されていた。
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Sci Rep
巻: 3 ページ: 1731
http://www.derma.med.keio.ac.jp/derma/r_research/project7.html
http://www.careerpath-prj.keio.ac.jp/kanrinmaru/scholar/kubo/index.html