研究課題
本研究の目的は、末梢血リンパ球におけるアポリポプロテインE (ApoE) を認識する受容体ApoER2の発現量が、その後のうつ病発症を予測できるか否かを明らかにし、末梢バイオマーカーによるうつ病発症リスク検出のための新規スクリーニング法を開発することにある。平成24年度は、前年度に引き続き、浜松医科大学附属病院肝臓内科においてインターフェロン療法への導入が検討されるC型肝炎患者を対象に、研究の目的と方法、予想される結果について書面を用いて説明し研究への協力を求めた。しかし、平成25年3月末の時点でも患者本人から同意が得られたケースがなく、リクルートには成功していない。本研究にとって、被検者ボランティアの協力は必要不可欠である。期間終了後も引き続きボランティアを募るとともに、スクリーニング法の精度向上のための開発を行う方針である。
すべて 2012
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