研究課題
急性一酸化炭素中毒から一旦回復した後の間歇型一酸化炭素中毒の原因は不明である。今回、ラットを用い間歇型一酸化炭素中毒モデルを作成し、その行動変化および脳内の遺伝子発現変化を網羅的にDNAチップを用い調べた。受動的回避行動試験では、2週後から有意な障害が認められモデル動物となることを確認した。このラットを3週後断頭し、海馬での遺伝子発現をDNAチップを用いてコントロールラットと比較して調べたが、遺伝子発現に有意な変化は確認できなかった。