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2011 年度 実績報告書

PETイメージングと坑腫瘍効果を両立させるヨウ素124放射性薬剤創製の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23659575
研究機関東北大学

研究代表者

山崎 浩道  東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 教授 (00166654)

研究分担者 船木 善仁  東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 助教 (50261491)
石井 慶造  東北大学, 工学研究科, 教授 (00134065)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2013-03-31
キーワード放射線腫瘍学 / イメージング / 放射線治療 / 動物用PET
研究概要

東日本大震災の影響により、当施設にあるサイクロトロンが甚大な被害を受け、平成23年度の稼働は不可能な状態であった。このため、サイクロトロンを用いてヨウ素124を製造することが出来なかった。そこで今年度は、当初の実験計画を変更し、ヨウ素125を用いてヨード-α-メチルタイロシンの標識合成時における条件検討を行った。
・^<124>I標識ヨード-α-メチルタイロシン([^<124>I]IMT)の標識合成時における条件検討
α-メチルタイロシンを原料とし、酸化剤としてクロラミン-TもしくはIODOGENを用いて反応時間、原料の量、ヨウ素125の量などの反応条件検討を行った。[^<125>I]IMT標識合成の確認、検出はイメージングプレートを用いたRadio-TLCで行った。その結果、酸化剤としてIODOGENを用いた反応では[^<125>I]IMTは標識合成さわず、クロラミン-Tを用いた場合、標識合成されることが明らかとなった。この結果を踏まえ、^<124>I標識ヨード-α-メチルタイロシンの標識合成の際にもクロラミン-T法を用いて標識合成を行う。
・培養細胞の準備
前述したように、サイクロトロンが使えないため^<124>I標識ヨード-α-メチルタイロシンの合成は出来ないことからin vitroにおける細胞実験は行えなかった。しかし、準備として乳がん細胞と大腸癌細胞を入手し、培養を行った。

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公開日: 2013-06-26  

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