研究課題/領域番号 |
23659662
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
後藤 行延 筑波大学, 医学医療系, 講師 (20451700)
|
研究分担者 |
平松 祐司 筑波大学, 医学医療系, 教授 (30302417)
松下 昌之助 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (70359579)
揚山 直英 独立行政法人医薬基盤研究所, 霊長類医科学研究センター, 研究員 (50399458)
兵藤 一行 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 講師 (60201729)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | 心血管手術 / 補てん素材 / 自己心膜 / TGA |
研究概要 |
TGA固定における組織強度、柔軟性、定着後の石灰化抑制効果について、ヒト心膜および小動物心膜を用いたex-vivo基礎実験(物理学的検証、組織学的評価、放射光によるカルシウム沈着度の評価等)を行った。並行してTGA、GA固定液それぞれの組成および処理時間の最適化を、同じくex-vivo実験を通じて図った。引き続き、TGAあるいはGA処理した心膜をラット皮下に定着させ、前臨床的in-vivo慢性実験を行った。これらの実験を通じてTGAを用いた新たな心膜固定技術の確立を図った。本研究は初めて、TGAを用いた短時間自己心膜固定の功罪を検証し、新世代の固定処理技術への発展を期したものである
|