研究課題
挑戦的萌芽研究
加齢関連物質である後期糖化最終生成物(AGE)の受容体(RAGE)の働きを変形性膝関節症(膝OA)患者より採取した軟骨や半月板で調査した。AGEによる代謝反応はRAGEを介して行われ、膝OA患者の治療で広く使われるヒアルロン酸によりその効果が減弱した。またOAなどの損傷組織から分泌されるalarminのひとつでRAGEリガンドでもあるS100蛋白についても調査したところ、これらはOA組織に多く存在しており、OA同様な代謝反応がMAPKやNFκBを介して行われていた。
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Biochem Biophys Res Commun
巻: 422(3) ページ: 508-14
DOI:10.1016/j.bbrc.2012.05.036
Inflamm Res
巻: 60(11) ページ: 1039-48
DOI:10.1007/s00011-011-0365-y