研究課題/領域番号 |
23659725
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) |
研究代表者 |
松尾 俊宏 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 医師 (90397977)
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研究分担者 |
越智 光夫 広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (70177244)
下瀬 省二 広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (30304439)
中佐 智幸 広島大学, 病院, 病院助教 (60467769)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 遺伝子 / 老化 |
研究概要 |
本研究では,human telomerase reverse transcriptase (hTERT),p38 MAPKの阻害剤(SB203580) およびsirtuin 1 (SIRT1)に,超音波感受性バブルリポソームを用いた超音波によるdrug delivery systemを組み合わせ,変形性関節症 (OA) に対する新たな治療法の開発を目的としている.1.ラビットOAモデルの作成:ネンブタール麻酔を行い、生後12週齢白色家兎(雄;2.0-2.5 kg)の膝関節内の前十字靱帯を切断しOAモデルを作成した.組織検査で関節軟骨の変性を確認している.2.バブルリポソームの作成:フォスファチジルコリンおよびメトキシポリエチレングコールを用い,回転式エバポレーターによる逆相蒸発法を行なう.作成したリポソームにパーフルオロプロパンを封入した.3.バブルリポソームと超音波による導入効果:上記OAモデル作成後8週目に, hTERT,SIRT1のプラスミドおよびSB203580とバブルリポソームを関節内に投与し,超音波照射(frequancy: 2 MHz, duty: 10%, burst rate: 2.0Hz, intensity 2.0W/cm2, time: 3x10s)を行い,軟骨および半月板への導入効果を検討中である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ラビットOAモデルの作成およびバブルリポソームの作成を行っている.バブルリポソームと超音波による導入効果をみているが、軟骨および半月板への導入が困難で,超音波照射条件などを検討している.
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今後の研究の推進方策 |
バブルリポソームと超音波による導入を確認後,軟骨修復効果およびテロメア長の測定等を行う予定である.
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次年度の研究費の使用計画 |
実験動物,試薬および消耗品を予定額使用する計画である.
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