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2012 年度 実施状況報告書

テロメア関連抗加齢因子と超音波感受性バブルリポソームによる変形性関節症治療

研究課題

研究課題/領域番号 23659725
研究機関独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部)

研究代表者

松尾 俊宏  独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 医師 (90397977)

研究分担者 越智 光夫  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 教授 (70177244)
下瀬 省二  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 准教授 (30304439)
中佐 智幸  広島大学, 病院(医), 病院助教 (60467769)
キーワード遺伝子 / 老化
研究概要

本研究ではヒト不死化遺伝子であるhTERT、ストレス誘導MAPK(p38 MAPK)阻害剤、長寿遺伝子sirtuin 1に、超音波感受性バブルリポソームを用いた超音波drug delivery systemを用いた変形性関節症に対する新たな治療法の開発を目的としている。
1.ラビット変形性関節症モデルの作成:ネンブタール麻酔下に生後12週齢白色家兎の膝関節前十字靭帯を切断し作成した。
2.バブルリポソームの作成:フォスファチジルコリンおよびメトキシポリエチレングコールを用いて、エバポレーションを行いリポソームを作成、パーフルオロプロパンを封入した。
3.バブルリポソームと超音波による導入効果の検討:昨年度よりラビット変形性関節症モデル(作成後8週)に、hTERT、sirtuin 1のプラスミド、p38 MAPK阻害剤とバブルリポソームを関節内投与し、超音波照射を行い、関節軟骨および半月板への導入効果を検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

昨年度より、バブルリポソームと超音波による関節軟骨および半月板への導入を検討しているが、現在のところ導入困難であり、条件などを検討している。

今後の研究の推進方策

再度、超音波照射方法および、照射条件を検討している。導入薬剤の変更(ヒアルロン酸など)を考慮している。本方法にて導入が確認でき次第、関節軟骨および半月板の修復効果およびテロメア長の測定を行う予定である。

次年度の研究費の使用計画

実験動物、試薬および消耗品を予定額使用する計画である。

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公開日: 2014-07-24  

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