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2013 年度 実績報告書

テロメア関連抗加齢因子と超音波感受性バブルリポソームによる変形性関節症治療

研究課題

研究課題/領域番号 23659725
研究機関独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部)

研究代表者

松尾 俊宏  独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 医師 (90397977)

研究分担者 越智 光夫  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 教授 (70177244)
下瀬 省二  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 准教授 (30304439)
中佐 智幸  広島大学, 大学病院, 病院助教 (60467769)
キーワード遺伝子 / 老化
研究概要

本研究ではこれまで、ヒト不死化遺伝子であるhTERT、ストレス誘導MAPK(p38 MPAPK)阻害剤、長寿遺伝子sirtuin 1に、超音波感受性バブルリポソームを用いた超音波drug delivery systemを用いた変形性膝関節症に対する新たな治療法の開発を目的とし実験を行ってきた。
これまで、①ラビット変形性膝関節症モデルの作製:ネンブタール麻酔科に生後12週齢白色家兎の膝関節前十字靱帯を切断し作製。②バブルリポソームの作製:フォスファチジルコリン及びメトキシポリエチレンギリコールを用いて、エバポレーションを行いリポソームを作製、パーフルオロプロパンの封入、③バブルリポソームと超音波による導入効果の検討:ラビット変形性膝関節症モデル(作製後8週)に、hTERT、sirtuin 1のプラスミド、p38 MAPK阻害剤とバブルリポソームを関節内投与し、超音波照射を行い関節軟骨及び半月板への導入効果の検討、を行ってきたが、安定したバブルリポソームの作製、導入を確立することが困難であった。
そこで、今年度はテロメア関連microRNAの超音波照射による細胞への遺伝子導入及び軟骨細胞への抗老化効果を検証する実験を計画した。実験動物は手技、飼育の容易さから、ラットに変更した。ラット軟骨細胞のテロメア長の情報を得るために、テロメア長が明らかになっている1301細胞を用いたフローサイトメーターによるテロメア長測定法の立ち上げを行っている。同時に、これまでの報告されているテロメア関連microRNAをラット軟骨細胞に導入し、その導入効率及びそれによるテロメア長への影響を調べる系を立ち上げている。

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公開日: 2015-05-28  

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